フランス人歌手 マニュ・テロン マルセイユのブイヤベース 『Amazing voice』を見て

NHK プレミアムで 『Amazing voice』フランス特集の3回目を見ました!


Bouillabaise de Marseille (マルセイユのブイヤベース) というタイトル で Manu Théron (マニュ・テロン)を中心とした5人のグループが紹介されていました。

その名は Lo Còr de la Plana (ル・クール・デ・ラ・プラーノ)

あれ?っと思った方多いのではないでしょうか?フランス語じゃないですよね。

そう、彼らは(多分全員)フランス人ですが、occitan (langue d'oc)<オック語、オクシタン>で歌っているんです。オック語は南仏語、とも言われていましたがロマンス語のひとつです。
イタリアの一部でも話されていて、その方言はスペインなどでも話されているそうです。

occitan (オクシタン)と聞いてフランスの自然派化粧品(?)ブランド、 L'occitane (ロクシタン)を思い出しませんか?

それもその通り、L'occitane (ロクシタン) の名の由来は Occitània (オクシタニア) は南仏を中心とするオック語を話す地域なのだそうです。

さて、本題の音楽の話に戻りましょう、、。

Lo còr de la Plana (ル・クール・デ・ラ・プラーノ)はオック語で、美しいポリフォニー<複数の異なる動きの声部(パート)が協和しあって進行する音楽を>披露するグループと先日ご紹介しました。

全員マルセイユのプラーノ地区(quartier de la Plaine à Marseille) 出身だそうです。(Vallon aux auffes の奥の方?ヴァカンス記で書きますね!)

 プラーノ地区のバー

プラーノ地区、下町って感じですよね~

フランス語で説明すると、、

C'est un groupe marseillais de polyphonies masculines qui chante en occitan provençal. Il est issu du quartier de la Plaine à Marseille. だそうです。。



中心メンバーの Manu Théron (マニュ・テロン)は Marseille 生まれ、Algérie (アルジェリア)で育ち、15歳でMarseille に戻ってきたそうです。

歌がメインで、楽器も使いますがシンプル、色々な国の楽器を使っていました。

1) 北アフリカの楽器 ベンディール
2)  イタリアの打楽器 タンブレロ
3)  イランの楽器 ビジャン  など、だったでしょうか・・。

一番よかったのは手作りの足で奏でる踏み板のような楽器。
踏みながら音をだします、手拍子もあり。

曲にもよりますが、アラブっぽくも、グレゴリア聖歌っぽくもあり、とても興味を持ちました!



他に Chin na na poun というグループでもManu Théron (マニュ・テロン)は活躍しています。



Chin na na poun (チン・ナナ・プーン)でのManu Théron (マニュ・テロン)




カステルノーの9人の娘 『Nau Gojatas



 花嫁 『La Noviòta

学校でかけてたらお経のようだと言われてしまいました、、いかがですか?
CDを注文したので到着が楽しみなのでした。

その他の音楽情報↓

● 今日は 『NHKフランス語講座、テレビでフランス語』で ZAZの特集があります。

6/8 (水) 23:25~23:50 NHK教育テレビ

● BS プレミアム 『Amazing voice』スペシャル は

6/9 (木) 21:00~21:57 Cécile Corbel も出演するようですよ!

BS プレミアム 『Amazing voiceZAZの回 、Cécile Corbelの回のblogもご覧下さい!

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