ウォルトとドゥ―セ― オートクチュールからみた女性の装い

杉野学園衣裳博物館では、3月19日まで、「ウォルトとドゥ―セ― オートクチュールからみた女性の装い」展が開かれています。
http://www.costumemuseum.jp/gallery/list.html

ウォルトは、Charles Frederick Worth(1826年~1985年)と言いオートクチュールの創始者と言われている人物です。
イギリス人ですが、若くしてフランスに渡り、苦労の末、 ウォルトメゾンを作ります。

オートクチュール以前の服飾業界は、すべて分業でした。彼は、マヌカン(モデル)を生み出し、人物に服を着せ、年4回のコレクションショーを行い、顧客やバイヤーから注文を受けるというシステムを作り上げます。これによって、アトリエが生まれ、デザイナーが仕上がりまで、一手に担うようになり、効率的に服の作成、販売がなされるようになりました。

ウォルトは、顧客同士が同じ服を着て鉢合わせをしないように、細かい配慮をしたそうですよ。

一方のドゥ―セは、Jacque  Doucet(1853年~1929年)と言い、ウォルトより一世代後なります。印象派や、建築など美術作品から多くのインスピレーションを受けてデザインしたと言われています。

彼の服は、サラ・ベルナールなど、当時の女優達に人気を博しました。

ご興味のある方は、ぜひどうぞ!
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