フランスが舞台のマンガ 3 「ベルサイユのばら」    La Rose de Versailles

最近のフランスが舞台のマンガで一番メジャーなのが 「のだめカンタービレ」なら、それまで一番有名だったのは 池田理代子 の 「ベルサイユのばら」 ではないでしょうか?



そして、このマンガのおかげで フランス革命、Marie-Antoinette (マリーアントワネット) は日本でもっとも馴染みのある ”フランス” になったのではないでしょうか?


主人公の Oscar (オスカル) は Jarjayes(ジャルジェ)家の6番目の女の子でした。男の子を待ち望んでいた父、ジャルジェ将軍により生まれた時の泣き声が元気だったため男の子の名前 (Oscar François; オスカル フランソワ)と名をつけられ、男として、軍人として育てられます。

はじめはマリーアントワネットとオスカルがメイン、その後はオスカルのばあや(マロン・グラッセ・モンブラン)の孫で両親を失ったためジャルジェ家にひきとられた André Grandier (アンドレ・グランディエ)との恋愛、フランス革命に向かうまでの悲劇など、マリーアントワネットの処刑の少しあとまで描かれています。

歴史的背景をもとに、たくさんの登場人物が(歴史上、架空の人物ともに登場)交錯して物語は成り立っています。さいごにちょこっと Napoléon (ナポレオン) も出てきますよ。



一番の人気はやはり オスカル、ファンには当時オスカル様と呼ばれていました。


わたしはオスカルに影のようにつきそうアンドレのファンでした。

マンガが描かれたのは1972年から1973年までとの事、ふっるいですよね。
しかも2年足らずで描かれたなんて、作者はやはり天才。。

その後、アニメ、宝塚で舞台化、実写で(外人起用)映画にもなりました。

いまでは少女漫画の古典のような存在だと思います。



フランスでもアニメが「Lady Oscar」として放映され、現在フランス語版(La Rose de Versailles ) もでています。

日本でも欧明社などで購入が可能です。

懐かしいと思った方、もう一度読んでみるとまえと違う感動が味わえるかもしれませんよ。

読んだことのない方には、お勧めです。外伝もありますが、まずはぜひ本篇からお読みください!

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