フランスのヴァカンス記(19)旅のハプニング

Le Puy-en-Velay (ル・ピュイ・アン・ブレイ)を後に一度 Paris に戻りましたが、慌しく次の日 Montbard (モンバール) へと向かいました。

Gare de Lyon (リヨン駅)から TGV (新幹線)で1時間とちょっとです。 
Aéroport Charles de Gaulle (シャルルドゴール駅、通称 Roissy ロワシー) からも直通で1時間20分ほどで Montbard に到着です。

い つも思うのですが、フランス人って降りる用意がみんなとても早い!

行動が素早いのではなく、降りる準備がかなり前から、、、ということなのです。
15分以上前から降りる準備をはじめ、15分近く扉の前で待つ人々の多いこと!何故でしょうか?



日本に比べアナウンスの少ない車内&駅内ですが、一応はあります。
「次は xxx駅。停車はxx分です」ってな感じです。

フランス人の皆さん

①  アナウンスなんか信じられない!!と思っているのでしょうか?
 停車時間が短いから降りそびれちゃまずい!!と あせっているのでしょうか?
 久しぶりの帰省だから早く家族に会いたいのでしょうか?
  大きな荷物を荷物おき場に置いたあなた!!降りるときに盗まれないかと心配なんですか?

日本人でも何人でも、 皆さんのご意見をお待ちしています。

まぁ、確かにいろいろなハプニングはこわい、でもつきものですよね。
列車の時間(正確性)が信頼できないとか、ストがあるとか。。。

列車でのハプニング(飛行機でも経験あり、むしろ旅全 般?)はいろいろ経験があります。

その中でも忘れられないのは10年以上前のできごと。。
ヨーロッパで列 車に乗るたび思い出します!それはいい加減なイタリア人の車掌サンでした(フランス人じゃなかった~)。

Grenoble 滞在時のRome (ローマ) からの帰りでした。。

寝台電車に乗っていて、Chambéry (シャンベリー) 近くのイタリアとフランスの国境で電車を乗りかえが必要でした。着くのは時刻表によると朝の4時頃とのこと。

で もローマを出発したのが1時間以上遅れでした
朝早いので、降りる駅ではお願いして車掌さんが起こしてくれることになってい ました。

しかし彼が私を起こしにきたのは予定の到着時刻15分前

― 変だと思いますよね?

イタリアに2か月留学していた昔の記憶をたどり、たどたどしいイタリア語で確認しました!
駅の名前もたどたどしくだけど言いました!

で も、もうすぐ駅に着くと言い放つ彼。。。
同室だった(女性専用1部屋2名の部屋でした)イタリア人の彼女も確認してくれましたが、間違いな いというのでしょうがなく、、、列車をおりました。

まだ真っ暗の中、ホームに立ち、
駅違うよ ね~~、、、。。。
と思いながら、すがる思いで目を凝らし!駅員さん発見!!
わたし、大荷物を持ちながら全速力で す、がんばれ!

駅員さんめざしてフランス語で、叫びながら追いつき、
「ここはxx駅(実はもう名前を 覚えていない私のひよこ頭。。)ですか??」との問いに、
「次の駅ですよ」
「。。。。(やっぱり)」

大 急ぎで 「 Merci ! 」 とだけ言い、あわてて列車に戻りました!
間にあったよ~~~。涙ちょちょぎれました、まっ 暗な中に一人ぼっちで残っていたらと思うと。。
ホームに人影なんてないんです。。

そして落ちついてか ら思ったこと。

「さっきの車両よりだいぶ前だな。。。。」

元の車両に戻るには 車両をいくつも横切らなければなりません、、、が、、、途中の寝台車じゃない車両で”いや~~~な感じで(みんな、べろべろに酔って大騒ぎしてい る)男だけで盛り上がっている”車両があったんです。
さっき駅に降りた時見たけど、騒ぎに巻きこまれるのはごめんです!!

しょ うがないのであと1時間トイレの前で過ごすことにしました(わたしは怒っている!!)

途中で、トイレに起きてきた Madame
「部屋がないの??」と聞かれ、
説明し、ちょっとホッとしたり。。。人に話すってストレス 解消になりますね。

その後 Chambéry 経由で3時間後 無事Grenoble に到着、tram (トラム)で帰宅。
家に着いてから爆睡しました。。。

こんな感じで列車のサービ スに信頼がないのだろうか?と思うわたし。。イタリアですが。
この不信感が前もっておりる準備をさせるんでしょうか、自己責任だから?
、、 と先ほどの疑問に戻るわけなのです。。。


いろいろ他にもハプニングに会いましたが、それでもやっぱり面白くて列車の旅はやめられません。。

さて、話がそれました。

Montbard に行くのは実はこれで3回目。
1度目は Paris から日帰りしました。このときは私のミスで、、、ちょっとした事が。
その件はその次でまた!

(また続きます! Chi)

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