フランス映画:海の沈黙

「海の沈黙」という作品が、3月19日まで、岩波ホールで公開されています。



監督のジャン・ピエール・メルヴィル(Jean Pierre Melville)は、1917年パリに生まれました。第二次世界大戦中には、レジスタンスにも加わっていました。28歳の時にプロダクションを立ち上げ、低予算、ロケーションを多用し、ヌーヴェル・ヴァーグの先駆者として、ゴダール、トリュフォーなど多くの監督に影響を与えました。
また、メルヴィルはフィルム・ノワールと言われるフランスの犯罪映画で一時代を築いたことでも知られています。

今回、公開されている「海の沈黙」はメルヴィルの長編1作目です。この映画をみて、ジャン・コクトーはすぐメルヴィルに連絡をし、「恐るべき子供たち」の映画化を依頼したと言われています。

原作は、ドイツ占領下で地下出版された、ヴェルコールの小説です。舞台は、ドイツ占領下のフランスの地方都市。フランス人の家に同居することになったドイツ軍将校。フランス人たちは。。。

ご興味のある方は、ぜひどうぞ。

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