ロートレック・コネクション


「ロートレック・コネクション」と題された展覧会が11月10日から12月23日の間、Bunkamuraで開催されています。



ロートレックは、1864年、フランスのアルビで貴族の家に生まれますが、少年時代の骨折がもとで、両足の成長がとまってしまいます。画家を目指すようになったロートレックは、画塾のあったモンマルトルに移り住み、ダンスホール、カフェ、劇場などに入りびたり、そこに生きる人たちを描いた数々の傑作をのこしました。

今回の、展覧会では、ロートレックと交流のあった、様々な画家の作品とともに、ロートレックの世界を展観しています。36歳という短い人生で築き上げた独自の作風が楽しめます。



この展覧会は、ロートレックの出身地、南仏アルビのトゥールーズ・ロートレック美術館の協力を得ていますが、この美術館は、世界一のロートレックコレクションを誇り、油彩画、パステル画、ポスターなど1000点あまりの作品を収蔵しています。ロートレックの親友、モーリス・ジョワイヤンの仲介で、南仏アルビの古城を改装した美術館にロートレックの両親のコレクションが寄贈され、1922年から開館しています。

機会があったら、この南仏の美術館にも行ってみたいですよね。

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