フランスでのヴァカンス記 (4) エクサンプロヴァンス

9月28日朝、8時30分にOffice de tourisme (観光協会)へ。


Cézanne(セザンヌ)ゆかりの地見学の1つ、Bibémusビベムス:石切り場の名前、セザンヌがよく描いた)の予約を、と言うと、、



「Bibémusの予約はここじゃなくて 下(階段下りて)なのよ、9時30分オープンだから今日行くのは無理ね、、」のむごい一言。



なんで9時45分からの visite(見学)の予約が9時30分からなのだ、、、と思いつつ、フランスなんだわ!と納得。。

今日はAtelier(アトリ エ)とMaison du Jas de bouffan(邸宅で、セザンヌのお父さんの所有でしたが一時期セザンヌのアトリエにもなっていました)の見学に変更するしかないので予約、無事完了。


さて9時30分になり、さっき言われた場所で、

マダーム、Bibémusの予約をしたいんですけど。。」 と、わたし。

マダム 「ここじゃないのよね。」
私    「え?でもさっき。。。」
マダム 「誰かにココだって言われたの?」
私    「はい。。」
マダム 「誰かしら?」 と言われながら、いっしょに階段を上り、先ほどのデスクの前に。。

私が 「この人。。」といった途端、

マダムが 「なんで人をよこすのよ、予約は下じゃないでしょう!」と、怒り出した。

さっき予約は下だと言った人は予約の仕方がわからず嘘をついたのでした。
何人も同じような人が来てこのマダム堪忍袋の緒が切れたらしいのです。

確信犯と言うやつですね。皆さんお察しの通り、さっきのデスクで予約も出来たのでした。。

目が”テン”になりましたがBibémusの明日の予約を今度は違う人に頼むと、すんなり終了。
わからないから嘘つくって日本人にはわからない感覚ですよね。
観光協会の窓口ですよ~。特別な事を頼んだわけではなく。。

日本語のパンフレットにまでなっているメインの観光名所でしょう?
日本でおなじことしたらクビものでは???と頭はぐるぐる。。

狐につままれたようでしたが、office de tourismeを後にし、アトリエ観光に向かったのでした。

(珍道中、まだまだ続きます!)
    

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